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Posted by たまりば運営事務局 at

2013年01月31日

空を染める

何年前だったか、小学生に月の満ち欠けの理由を質問したところ、半分以上が正しい答えがわかっていないことが判明。
理由の中に「違う大きさの月がある」という答えがあったそうだ。

これはこれで由々しきことだが、個人的に気に入っている。
「今日は、十六夜だー。先月みたいに間違えると、また減俸だぞ!」
「今のうちに、三日月磨いとけー」
「明後日の担当はいいなぁ。天気予報は雨だし」
などと月上げ担当部署は忙しそうだ。

で、こんなことを思い出しながら空を見上げると、心なしが青空の色がとろりと春めいて感じられる。

うん、おそらく、これは空の染物部署のご担当。
「まだ1月だから、藍がめに浸すのは抑え目でいいよ」
これが、夕暮れ時の空になるともっと慌ただしい。
「全体はもっと藍を濃くして、茜はもう少し効かせる。一番星の縫い箔も忘れるなー」

ちなみにこちらは5月の空。

雲の流れ具合、明け方、夕方の色合い、星の光加減、。
空担当部署は、月のそれよりも忙しそうだ。

時には、ゆっくり彼らの仕事の出来栄えを鑑賞するのも楽しい。
ただ、前方には気をつけて。
10年以上前だが、下り坂、自転車を走らせながら空に見とれて、電柱にぶつかり、肋骨にヒビが入れたことが。
空の担当部署ご一同に苦笑いされてただろうなぁ。
  


  • Posted by エルダベリイ at 12:18Comments(0)日々の徒然