2015年11月13日
奈良の夜のお勧めは 酒肆 華
ちょっと日にちが開いちゃいましたが、11月9日の続き。
風邪のせいか、どうも飲食方面アンテナが立たない今回の奈良の旅。
夜になり、街に繰り出したが、食欲は今一つ。
メインの正倉院展には大満足だったので、二兎を追うのは諦めるか?
幸い、近鉄奈良駅で柿の葉寿司の3個入りを見つけたので、これを購入。
「はあ、もう、宿に戻っちゃおうか」と思い始めたころ「おやおや、これは」と良さげなお店を発見。
人見知りはするが、酒見知りはしない性格ゆえ「一人ですが、よろしいですか?」と入店。
そのお店は、酒肆 華(しゅし はな)さま。

さて、自分、初めてのパン屋さんで購入するのは食パン。
初めてのお蕎麦屋さんで注文するのはもり。
そして、初めてのバーではジンリッキーが定番。
キリッとした味わいが「好み~!」
お次は「甘くしないで」とお願いしてギムレット。

自分はお味に夢中で気づかなかったのだが「このグラスの薄さがいいね」とご指摘になるのは、はやり初めていらしたというお客さま。
初めての方が多いのかと思いきや、徐々に常連客の皆さまで席が埋まっていく。
「そろそろしめの一杯を」とモルトをお願いする。
「どんなモルトがお好みですか?」
「アイラが好きなんですが」
と、お出しいただいたのは自分初めてのCLANDENNY。

数種類のアイラウィスキーと名前を明かせない2か所の蒸留所の原酒がブレンドされたアイラウィスキー。
うまうま。
するとおつまみに出してくださったのが、薄くスライスされた奈良の銘菓柿寿賀。
干し柿を使ったお菓子。
「あう~、あう~」
アシカ化したわけではなく、干し柿の鄙びた味わいと癖のあるアイラが合うのだ。
この柿寿賀、本店が宿の近くだったので「こりゃ、買わねば!」と思ったのだが、開店時間中に行けず無念の断念。
西のスコットランドのウィスキーと、東の奈良のお菓子の調和。
「口の中が正倉院や~!」
こちらのお店で正倉院展情報を教えていただいた。
その内容については11/9の記事に。
詳細はこちらこちら。
ちなみにこの正倉院展の時期は、奈良が最も混雑する時期だそうだ。
他にも、色々と奈良情報を教えていただいた。
出だしは不安材料の多い今回の奈良への旅行。
終わってみれば、結果、とても良きよろしき旅だった。
その掉尾を飾ってくださったのがこの酒肆 華さま。
お店の場所は、三条通りから餅飯殿センター街から一本目の小路を左に入ってすぐ。
餅飯殿は「もちいどの」と読む。

パッと見ると「もいちどの(も一度の)」って読み間違えた。
でも、この読み間違えどおり、も一度おうかがいしたお店だ。
酒肆 華の紹介サイトはこちら。
総本店柿寿賀のサイトはこちら。
第67回正倉院展のサイトはこちら。
緑のカーテンing その2 カーテンを食べる
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