2011年09月27日
東のキツネと西のキツネ
秋のお彼岸においなりさんをつくりました。サボってお揚げは煮てあるものを買ってきちゃいましたが。
思い起こせば30年ばかり昔、東京のアパート暮らしを始めた頃「おいなりさんでも作るか」とスーパーへお揚げを買いに行ったのですが・・・「形が違う!?」
福岡で母が買ってきていたおいなりさん用お揚げは正方形。東京のスーパーにあるのは長方形。仕方がないので・・・
思い起こせば30年ばかり昔、東京のアパート暮らしを始めた頃「おいなりさんでも作るか」とスーパーへお揚げを買いに行ったのですが・・・「形が違う!?」
福岡で母が買ってきていたおいなりさん用お揚げは正方形。東京のスーパーにあるのは長方形。仕方がないので・・・
右図のように切りましたが、残った平行四辺形が多すぎ!この頃は食欲旺盛な弟達も一緒に住んでいたので、一人あたり6つでも足りない位なのに、1人分作って平行四辺形3枚・・・どうする?結局、自分の分は、おすしご飯を皿盛りにし上に平行四辺形を載せて、乗っけいなりにしたり、お味噌汁の具、卵とじなどに活用しましたが、使い道を考える精神的な負担が重すぎ、しばらく作るの止めていました。
当時は冷凍庫付きの冷蔵庫も持ってませんでしたし。
やがて関東のおいなりさんは、お揚げを半分に切って作るのだということに気づきましたが、すると別の疑問が。
おいなりさんの三角形はキツネの耳を表したとも言われていますよね?だとすると、関東には四角い耳のキツネがいたのか?四角とは言わないまでも、ウサギのロップイヤーやネコのスコティッシュフォールドのようなたれ耳系のキツネがいたのか?
平行四辺形の使い道で悩むことはなくなりましたが、おいなりさんを作ると、時々、幻の関東たれ耳キツネのことを思ってみたり。
念のため、今、ネットでおいなりさん(稲荷寿司)について検索してみたら、関東のおいなりさんの形は米俵を模しているそうな。よってたれ耳キツネの出番なし。疑問氷解。スッキリ!しましたが、長年親しんだ(?)たれ耳キツネのイメージを捨てきれなくなっている自分がおりました。
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Posted by エルダベリイ at 05:53│Comments(4)
│食べる
この記事へのコメント
いやー、おいなりさんのお話、面白いですね、京阪神では福岡と同じ△です。食べもののほかにも東西で似ていても違うというのはたくさんあります。東西で違うという場合、その境目はどこか、むかしは日本アルプス沿いのフォッサマグナ(大地溝帯)だと聞いたことがあります。今の説はどこでしょうか。
Posted by そやねん at 2011年09月27日 07:58
岡山も三角おいなりさん 上京してびっくりは同様です。。。
Posted by まったさん
at 2011年09月27日 17:51

>そやねんさま
コメントいただきありがとうございました。
東西の境目がフォッサマグナ説があったとは。あー、知っていれば10年以上前ですが、糸魚川に行った時おいなりさんの形、確認してくるんだったー。
コメントいただきありがとうございました。
東西の境目がフォッサマグナ説があったとは。あー、知っていれば10年以上前ですが、糸魚川に行った時おいなりさんの形、確認してくるんだったー。
Posted by エルダベリイ at 2011年09月27日 19:02
>まったさま
コメントいただきありがとうございます。
あ、やっぱりびっくりなさいました?(ナ・カ・マ♪)
12月になったら、白いアレの○と□について投稿しようと思ってます。
コメントいただきありがとうございます。
あ、やっぱりびっくりなさいました?(ナ・カ・マ♪)
12月になったら、白いアレの○と□について投稿しようと思ってます。
Posted by エルダベリイ at 2011年09月27日 19:04