野菜がとっても高いから 挑戦!茶殻料理

エルダベリイ

2015年05月04日 13:25

少し、事態は改善されたかに思われるが、例年に比べ、まだまだ野菜が高値。
そこで、以前から気になっていた茶殻料理に本腰を入れてみることにした。

お茶と言えば、紅茶党の自分。
ところが、3年ほど前に扁桃炎で40度の高熱に見舞われた。
この直後から、やたらと緑茶が美味しい。
出る茶殻は、庭木やプランター植物のごはんにしていた。

この緑茶、緑黄色野菜にひけを取らない栄養価ながら、その栄養の7割がお茶を
いれた後の茶殻に残っているとか。
これを、食さないのはもったいない。

先ずは、定番(?)のふりかけ。

めんつゆを作るのに、どっさり使ったいわし節に一緒に使った昆布は細切り。
アクセントに、もどしたきくらげも細切りにしておく。
これに、茶殻も加える。
みりんと砂糖で煮つけ、醤油を加え、なべ底に煮汁が残らなくなる位、具材はしっとり状態で火を止める。
ここで、飽きがこないように、風味を分けてみた。
左は、実山椒入り。右は、刻んだクルミとすりごま入り。
クルミ+すりごまの方が、しっくりくるお味。
実山椒も悪くはないが、この場合、全体の味つけの甘みを控えた方が合いそう。

次は、焼きそば。

具は、しらたき、キャベツ、ちくわ、そして茶殻。
味つけは、和風だし。

三番目は、お好み焼。

薄力粉を、和風だしの素、重曹、そして茶殻を加えた水で溶き、2/3量をフライパンに丸く伸ばす。
その上に、せん切りキャベツ、モヤシ、豚軟骨としらたきの甘辛煮の刻んだの、切りイカを乗せ、しばし焼く。
裏面にほどよい焦げ目がついたところで、上から残りの溶いた粉をかけ、ひっくり返して焼く。
焼きあがったら、ソースと青のりをかける。
豚軟骨としらたきの甘辛煮は、たまたま残り物があったからで、なければ、ちくわでも王道の豚コマでも問題なし。

以上3品ではすべて、三煎まで入れた茶葉を使用。
全く違和感なしで味わえた。

最後に、ケーキ。

これには、すり鉢で細かくし水出茶にした茶殻を使用。
卵2個と豆乳をうーん、1/3カップ位・・・かな?、を溶き混ぜたのに茶殻も混ぜる。
これで、ホットケーキミックス(手抜きデス)を溶き、炊飯器(手抜きデス)に入れ、炊飯ボタンオン。
炊き上がったら、ひっくり返して、再炊飯でできあがり。
ケーキというには、甘さが控えめ。軽食用にはちょうど良い。

自画自賛になるが、どれも普通に美味しくいただける。
しかし、貴重な栄養源に一つを絶たれた、庭やプランターの植物たちが悲しそうな目でこっちを見ている・・・のは、気のせい。
そう、きっと、気のせい。

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