行列のできる蜂楽饅頭

エルダベリイ

2015年04月11日 05:00

蜂楽饅頭と書いて、何と読む?
正解は「ほうらくまんじゅう」。
福岡市早良区の西新に福岡本店がある、うーん、東京で言う「今川焼」のようなお菓子である。

昔、今は亡き祖父がこの近くの学校で教師をしていたため、時々お土産に買ってきてくれた時の嬉しいこと。
甘い物が苦手な自分でも、大喜びしたのだから、その美味しさをご想像ください。

もっとも、福岡で「今川焼」を見た記憶がなく、類似のお菓子には太閤焼、太鼓焼、七宝焼(!)といった名称のものがあった。
七宝焼は、西鉄平尾駅近くにお店があり、このお店のおかげで、自分、ずーっと七宝焼は食べ物だと思っていた。
東京に出て、先輩が「このブローチ、七宝焼きなの」と言われた時は、びっくり仰天!カルチャーショックだったなぁ。

で、この今川焼系お菓子で、福岡で最も有名なのが、この蜂楽饅頭ではなかろうか?(独断だけど)

天神のデパート岩田屋の地下2階にも売り場があるが、通りかかるといつも行列。
稀に行列がないと「買わなきゃソン!」という気にさえなってくる。
衝動買いしたところで一個100円程度だから、散在には遠く、達成感は大きい。お得だ。

この蜂楽饅頭、ずーっと福岡市は西新発祥のお菓子だと思っていた。
で、今回、記事を投稿するにあたって、ホームページを拝見したところ、あらら、昭和28年に熊本県は水俣市で創業だそうな。
20年以上前に、包装紙に麻布十番支店が印刷されていた気がするが、今、調べたところ、店舗は九州内のみ。
西新のお店にはイートインコーナーがあり、焼き立てをいただける。
持ち帰りの場合でも、トースターなどで、カリッと焼いていただくと、かなり焼き立てに近づく。

なお、この蜂楽饅頭は黒餡と白餡があり、それぞれに熱いファンがいる。
一説によると白餡好きの方がツウだという話も聞くが、自分は黒餡派。
ツウでなくって結構。好み優先上等!

蜂楽饅頭の公式サイトはこちら

関連記事