小平の梨

エルダベリイ

2012年10月11日 14:31

鷹の街道に並んでいた梨の直売所の季節も、もうそろそろ終わりが近いのだが、梨を購入。

小平市果樹組合のビニール袋に6個。入っていない2個は「傷物ですけど、
おまけで」といただいたもの(嬉し♪)



小学生低学年の頃、絵本『ピノキオ』(コッローディ作)で空腹のピノキオに
ゼペット爺さんが梨を渡す場面がった。
もう少し学年があがって、『長くつ下のピッピ』(リンドグレーン作)では、ピッピとトミーとアンニカがピッピの住む家の庭にある梨の木に登って、梨をかじる場面があった。

小学生の時は、ピノキオやピッピたちが食べているのはシャクシャクとした歯触りと甘い水気の日本のものと同じ梨だと信じて疑わなかった。(洋梨なんて知らなかったしね)
実際のイタリアとスウェーデンの梨、どんなものか興味津々。

ただ、ピッピたちが木の上でもぎたてをかじるあの梨は、日本の梨が似合っている気がしてしようがない。
なぜならば、自分が真似をして、母が果物屋で買ってきた梨をポケットに入れ、木に登って皮ごと食べたのは日本の梨だったから。
ただ、ピッピたちとちがって、芯まで食べてしまう。
甘い果肉と酸っぱい芯の取り合わせが梨の美味しさの一つだと思っているので。
だからいまだに、梨を食べる時は、皮から芯までいってしまう。
幼い頃に読んだ本が、極小なエコにつながっている。

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