ジャーナリスト楽校inこだいら4回目

エルダベリイ

2012年01月22日 13:56

昨日、2012/01/21(土)は冷たい冷たい雨だったがジャーナリスト楽校inこだいら第4回目に出席。



今回は『映画プロデューサーの仕事 ~魅力の「発見」とそれを伝えるための「発明」~』と題して、講師は映画プロデューサーの川村元気先生。

『電車男』、『告白』、『モテキ』などなど大ヒット映画のプロデューサーの講義は、映画ができるまでの具体的なお話やら、裏話的なご苦労など興味深いお話が盛沢山。

とりわけ「コンセプト」がしっかりしていないと、大人数で1-2年かけて映画を作っていくうちにズレが生じて、結果的に出来るものがよくないものになってしまう。また「コンセプト」がしっかりしていれば、製作過程で問題が起きた場合も、そこに立ち返ってよりよい方向に向かえる、というお話。
これは人の生き様にも共通するかも。よく言うではないですか「初心に帰れ」と。でもその初心がしっかりした「善なるもの」でなければ、ロクなことにはならない気がする。



質疑応答も活発で、自分がお尋ねしたかったポイントも受講生の皆様が質問してくださったので「お聴きすることに集中できてラッキー♪」とセコいなぁ、自分。

その中で「映画を嫌いになったことはありませんか?」との質問に「自分はいつも一観客」というお答えが印象に残った。
「3歳の時に見た『E.T.』で、月をバックに自転車が飛ぶシーンが記憶に残っている。それだけ映画は強い印象を与えるもの。一方、観客は厳しい。だから作る側が「この位でいいだろう」と思っても「観客」視線で観て不満足なら「あえて、すでに決まったこともひっくり返す」と。
映画が山ほどある娯楽のなかの一つになった現在、妥協の産物に観客は足を運ばないよなぁ。

なお、川村プロデューサーの最新作は『宇宙兄弟』今年(2012年)5月5日封切り。今年のゴールデンウィークは久しぶりに映画館に行ってみよう(原作漫画も好きなのだ、実は)

さて、現在、小平市では「こんなに大好きこだいら 50選」企画で「自慢したくなる「小平らしい」「小平ならでは」の魅力をPRする写真・動画」を募集中。「小平らしい」「小平ならでは」の魅力」がコンセプト。
締め切りは今月いっぱい。まだまだ10日もあるので、昨日の講座を参考に(ま~、なんて大それたことを~)またデジカメもって出かけてみようかな?
あ・な・たの作品も楽しみにしてマス♪

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