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Posted by たまりば運営事務局 at

2011年12月30日

東の□と西の○

東の□、西の○。ただ、西でも□の地方もあるようで、線引きは簡単ではないようだ。

えー、もう何のことかおわかりかとは思いますが「お餅」のことなのです。
年末年始も東京で過ごすようになった頃、困ったのが「お餅が四角い・・・」


幼稚園の頃、絵本に「火鉢で焼いているお餅が、獅子舞のお獅子の顔にふくらむ」という絵があったのですが、そのお餅のふくらみ方と同じくらい不思議だったのが「お餅が四角?」。お餅がいくら器用にふくれてもお獅子の顔にはならないだろうから、それと同じく四角のお餅も「フィクション」だと思っていました。

上京し寮生活時代、盛りあがりましたねー、この話題。山形、新潟、愛知勢は「お餅は四角!」迎え撃つは福岡、熊本の九州勢。「いいや、お餅は丸!切らなくてもすぐ調理できる」四角派は「四角でなきゃ焼きにくいでしょう」これは四角派が丸いお餅と聞いて、ボールのようにまん丸なお餅を想像していたことが、後ほど判明。そんなコロコロしたでのは、確かに焼きづらいでしょう。

そして、東京で初めての年の瀬。丸餅を探しましたが見つからず、四角いお餅の軍門に下りました。
しかし数年後、東京でも丸餅が普通に売られるようになり、丸餅に帰参。
今、小平ではここ数年、一橋学園の天名家さんの丸餅のお世話になっています。紅白の丸餅は年末のみの販売。お正月用特別ヴァージョンです。

これで、東京におけるお雑煮事情は格段に改善されたのですが、実は心残りがもう一つ。
それは「かつお菜」。福岡のお雑煮の青味といえばこのかつお菜。20年以上前の年末、かつお菜を探して町を自転車で走りまわり風邪ひきそうになりました。
以来、無理をせずに小松菜などを利用。これはこれで美味しいのですから。
  


  • Posted by エルダベリイ at 17:08Comments(2)食べる