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Posted by たまりば運営事務局 at

2011年12月09日

喫茶シントンでミルクティー

何度も前を通ったのに、入ったことがないお店というのはあるもので。
「いつか入ろう、いつか入ろう」と思っているうちにお店がなくなってしまうこともある。

この「喫茶シントン」も西武国分寺線車内から「いつか入ろう、いつか入ろう」前を通るたび「いつか入ろう、いつか入ろう」
で、やっと初めておうかがいした。
「正統な喫茶店」という趣の店内。壁のそこここに、美大生の作品が展示されている。
「この絵、とても好みの色使いなの。非売って書いてあるから買えないのかしら?」と残念そうにおっしゃるのは常連とおぼしきご婦人。
「学生の頃、おうかがいしていたんですが、何年ぶりだかで近くに用事があってきたら「あー!シントンさん、あったー!」と嬉しくて、嬉しくて、お邪魔しました」という女性。
お客様とお店の方の会話もなんだか楽しくなる。

温かい紅茶をミルクでお願いすると「牛乳で紅茶をいれますか?それとも牛乳は別に添えますか?」
寒い日、ここは牛乳でいれたのをお願い。
「美味しい・・・」
このミルク立て紅茶、こっくりとしたお味で、お砂糖を入れなくても甘みを感じるような優~しい風味。
ティーカップは「ミントン」(韻を踏んでる♪)

「シントン」というお店の名前の由来をお尋ねしたところ、お店を始めた方は、戦後、中国から引き揚げていらした方で、50年近く前にこの地に喫茶店を開いた。
「色々な方が集まり、出会う場所にしたい」とのことで「新屯」(新しい村の意)=シントンという店名がつけられたそうだ。

時々、ライブや朗読会が開かれるとのこと。

明日(12/10)は、3ヶ月に1回行われる「柞の会」による朗読の夕べが予定されている。

朗読の夕べ ともに在りし時によせて 第二十一夜
日時:2011年12月10日(土) 18:00より
・夕鶴        木下 順二
・惑星へ       カール・セーガン
・赤いろうそくと人魚 小川 未明
・人生の残日計    倉嶋 厚
1,000円(茶菓代共) 定員20名(要予約)
申し込み:090-9153-4029(シントン)

喫茶シントンの場所は、西武国分寺線鷹の台駅下車、改札を出て国分寺方面へ線路沿い徒歩2分程度の右側(左側は線路ですから)
営業:11:30-18:00(イベントの場合は例外) 
定休日:隔週月曜日(日にちはお店にお問い合わせください)
シントンコーヒー400円
紅茶450円
軽食セット630円
  


  • Posted by エルダベリイ at 21:13Comments(0)小平で食べる