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Posted by たまりば運営事務局 at

2012年01月19日

脳と腫瘍とエトセトラ7

---悲しき認知症状態---
常識が勝利しはじめると辛いのが「わからないこと過積載。なのにきちんと質問できない」
入院や術後の心得をちゃんと説明いただいていたとは思うのだが、そのあたりが「記憶ぶっ飛びー」なものだから「どういう理由で、何をすべきか、何をしてはいけないのか」がわかっていない。かなり迷惑患者だったと思う(今さらですが、ごめんなさいー、ごめんなさいー)。
それならお尋ねすればよいようなものだが「このことがわからない」というだけの文章を脳内で組み立て口から出す力がない。脳内ではネズミが滑車をカラカラカラカラ回すだけ。何も前に進まない。
結局は、自分として大層大層不本意ながら、理性が感情に打っちゃられた状態になってしまう。ひたすらに悲しいことです。



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  • Posted by エルダベリイ at 05:16Comments(2)健康

    2011年11月18日

    脳と腫瘍とエトセトラ6

    ---暴走する想像力。幻覚、妄想、ファンタジー!---
    このあたり、術前術後の区別があいまいだが、色々と想像力を暴走させていたようだ。
    困ったのは今いる場所がよくわからず、体育館みたいなところに寝ていたり、畳の部屋に寝ていたり、ベッドごと幌付きトラックの荷台に乗せられて奥多摩にある病院に運ばれたりと、素っ頓狂な妄想が続いたこと。
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  • Posted by エルダベリイ at 06:21Comments(2)健康

    2011年10月12日

    脳と腫瘍とエトセトラ5

    ---恐怖のepi---
    術後のHCU(High Care Unit=ハイケアユニット/集中管理病棟とも)病室で麻酔から覚めて、記憶が始まる。面会制限時間は過ぎていたらしいのだが「患者さんが安心するみたいなので」と看護士さんが夫の面会の延長を認めでくださったのを覚えている。夫にやたらとハイテンションで話しかけていたらしい。話した内容はかなり覚えているが、そんなにテンション高かったとは思わなかった。
    そうこうしているうちに息ができなくなる(!)。夫が呼びかけるが声が出ない。夫がナースコールボタンを押すのが見え(このボタンもやたらと大きく見えた)、ちょうどナースステーションにいらした先生が症状を見るなり「あ、イーピーだ」(イーピー=epi)。脳手術後ままあるけいれん発作だとか。夫は外に出され処置が行われたそうで、注射や点滴の指示がなされる様子を苦しいながらも途切れ途切れに覚えている。


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  • Posted by エルダベリイ at 07:23Comments(2)健康

    2011年09月14日

    脳と腫瘍とエトセトラ4

    ---手術前後の曖昧模糊---
    11月4日(木)の手術まで脳圧があがらないよう点滴でぽけらぽけらしていたらしい。一点、夫にも確認して記憶通りだったのは「点滴止めたこと」(おいっ!) これは点滴の薬を落とす速度を変える歯車のようなものが、やたらと大きくなって顔におおいかぶさってくるような心地がして(本当はそんなでかい器具じゃないし、歯車も落ちてはこない)それを何とかしたくて歯車を回したような記憶がある(自分でも意味わかんないー)
    手術当日、唯一覚えているのは「これから麻酔かけますー」のお声のみ。



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  • Posted by エルダベリイ at 05:59Comments(0)健康

    2011年08月27日

    脳と腫瘍とエトセトラ3

    ---記憶飛散---
    10/31(日)派遣会社と同じ部署だった派遣スタッフ、最終日に会えず心配してくれていた派遣友E嬢に状況報告のメールを送る。が、お昼に派遣会社宛にメールしたのは覚えていたが、それ以降に送ったメールのことを覚えていない。心配したE嬢は夕方に電話をくれたそうで、元気はないものの普通やりとりしていたそうだが(夫およびE嬢の証言)今日現在に至るまで、その電話のことも全く思い出せない。
    この日は布団から独りで起きようとしては七転び無起き状態、起き上がるにも支援が必要だったそうだ。

    午後、スーパーに入院用品揃えの買物に出かけた。この時の記憶も長らく飛んでいたが、今年になって一部記憶が復活!これからも飛散した記憶の復活があるかもしれないと、ちょっと楽しみだが、思い出したからといって歴史に残るパラダイムシフトを招くような重要な記憶はなさそ。



    そして翌日、ご紹介いただいた病院の初診外来へ行くことになるが・・・。
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  • Posted by エルダベリイ at 06:00Comments(4)健康

    2011年08月22日

    脳と腫瘍とエトセトラ2

    ---脳内芋あり???---
    10/28(木)は雨のため、1日中自宅でゴロゴロというよりもグッターリー。帰宅した夫が「病院へ行ってないのかぁ!?」と呆れるが「雨だったから」この言い訳は、まだ市内の脳クリニックへ自力で自転車で行くつもりだったから。まずいと思った夫が翌日に休暇をとり車で病院へ強制連行してくれた。
    で、10/29(金)脳クリニックがかなり混んでいたが、状態をお話し、その日のうちにMRIを撮っていただけることになった。かなりの待ち時間になり、手持ちの文庫本を読み終えてしまったため待合室の雑誌にも手を伸ばす。こう言うと普段通りだが、かなり「何もしてないのに疲れてるよ」感が強かった。MRIの結果・・・
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  • Posted by エルダベリイ at 13:31Comments(0)健康

    2011年08月20日

    脳と腫瘍とエトセトラ1

    2010年10月末に脳腫瘍(髄膜腫)発覚。11月手術。いろいろあったが現在に至る。
    これにまつわる事柄を、自分の備忘と、気になることがある方の早期発見など何かのお役に立てばとまとめてみることにした。長文になるので、断続的に投稿予定。
    なお、はじめにお断りしておくが、これは言うまでもなく「医学知識なんかなーんもない人の記」なので、全てのケースがこのような症状、治療になるわけではない。あくまでも参考としていただければと。

    ---去年の夏突然から徐々に 思い当たる症状---
    昨年(2010年)の夏は暑かった。4月に実家の母が発病し5月、6月と手術の付き添い、退院後の生活サポートのため東京と九州を行ったり来たり。だから疲れているのだと思っていた。8月から派遣就業が決まりフルタイムで働き始めた。前回の派遣先の別部署だが知り合いもいるし、仕事の内容だってある程度は覚えている。やる気満々で就業。しかし何とも不調。数ヶ月のブランクのせい?暑さのせい?涼しくなれば何とかなるかと甘く見積もっていた。しかし
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  • Posted by エルダベリイ at 12:53Comments(2)健康